まだイケる。

今日も頭から雑記をひねり出してるよ

列車は1日3本だけです。廃れゆく秘境の街を歩いた話。

やぁ!Naonosukeだよ。

秘境駅巡りをした記事のつづきです。

 

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目次

 

 

 

・ここまでのあらすじ

 

 

秘境駅巡りをすべく、岡山県北部にやってきた私

次の列車まで時間があるので隣駅まで歩いてみるが、思いの他遠かった。

私は無事数時間に1本しかない列車に乗れたのか、それとも乗れずに帰ったのか・・・

 

 

・デッド・オア・アライヴ

 

 

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写真では分かりにくいですが、結構な上り坂です。

でも、列車に乗ることが何より大事なのでお構いなしに走ります。

(真冬ですが厚いのでコートを脱いで走っています)

 

車が通るならヒッチハイクも考えましたが、まず車が通りません。

そして昼間とは言え、こんなところを1人歩いている男を

拾ってくれるドライバーもそうは居ないと思います・・・

 

 

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坂の下に小さく見える建物が新見の町と、新見駅です。

走るのにすごい夢中だったのでここまで登っているとは

気付きませんでした。

 

もう少し行った所が坂道のピークでそこからは下り坂になっていきます。

そして時間との闘いもそろそろ決着を付ける時であります。

 

 

・布原駅に到着

 

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さて、坂を下りきった先に川を渡す橋が通っていてその先に

布原駅はありました。

ちなみに駅前には何も無くて、

写真に写っている民家らしきものが1つあるだけです。

 

 

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(すごい簡単な造りの駅です)

 

で、気になるのは時刻ですよね。

果たして私は間に合ったのか、間に合わなかったのか。

 

 

列車の時間は13:07。

現在の時刻は・・・13:02。

 

やりました!私、やりました!

泣きながら岡山駅に帰ることなく旅を続けられるぞ!

 

 

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駅のホームから来た方角を見ると、私は山ひとつ越していた事が

分かります。

我ながらすごい無茶をしたものです。そして自分を褒めたい。

 

 

・駅ノート

 

 

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秘境駅というのは一部の人たちの間で有名で、

そのコミュニティーの1つとして「駅ノート」という物があります。

 

列車までの時間があまりありませんでしたが、一言書かせて頂きました。

 

 

・備後巡りの旅

 

・ここからが本番です。

 

 

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無事列車に間に合いました。

列車に乗り込みます。

 

(普通なら)私もそこから乗ったであろう、新見駅のホームには

乗客が数名この列車を待っていました。

 

 

私は新見駅の改札を出たので、もしも乗客たちが私を見ていたなら

あの人は新見に用事のある人なんだろうな。と思ったことでしょう。

 

 

しかし、その男は1駅先で汗だくでコート片手に乗り込んできた。

(こいつ、何やってんだ・・・)

きっと乗客の高校生はそう思ったに違いありません。

 

すごい視線を頂きましたから・・・

 

 

 

・しばらく乗車

 

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しばらく列車に揺られます。

そして車窓から見える光景はすごくのどかな物です。

 

田舎出身の私からすると住むには不便ですが、旅するにはうってつけです。

 

 

・秘境駅巡りのトレッキング

 

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(田舎の駅って画になりますよね)

 

 

13:47に備後八幡駅で下車しました。

この駅から約20km先の備後落合駅まで歩きます。

備後八幡駅~備後落合までの5駅間はまさに秘境駅の宝庫といえます。

 

次に備後落合駅を発車する列車は17:11です。

これに乗れなくても2時間後の19:09にも列車があるので安心です。

(感覚が狂ってきている)

 

 

・ 空白の時刻表

 

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私は幼少期の頃、時刻表を言い間違えて地獄表と言った事がありますが

まさにその地獄表がここにあります。

始めて見た時は驚きました。そして自分の実家近くを走る路線が

いかに恵まれているかを認識させられました(1時間2本)

 

 

・秘境駅の宝庫

 

・備後八幡駅

 

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この駅の周りには比較的多く民家が存在します。

ですが、人の存在は確認できませんでした。

そして自販機もスーパーもありません。

 

そして何より画になるレトロな駅舎ですね。

その昔は、この過疎りに過疎った芸備線にも急行列車が

走っていたそうです。

 

しかし、今では一日に3往復の列車を待つのみ。

静かに朽ちていくその姿はどこか哀しさを感じさせます。

 

 

・備後八幡駅〜内名駅

 

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このあたりは車どおりが少ないのか、全く雪が解けていません。

(新見や布原のあたりはほとんど雪がありませんでした。写真参考)

 

ずっとこのような道を延々と歩いていきます。

時折、ドコモの電波の入りも怪しくなる箇所がありました。

 

私が秘境駅巡りはトレッキングだと言う理由を

少し分かっていただけたでしょうか?

 

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(やる気の無い「左右確認」標識)

 

 

・内名駅

 

 

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この駅の周りにある建物は写真に移っている民家と畑のみです。

まさに自宅の裏庭に駅があるという状態です。

 

本来なら一等地の住宅になるのでしょうが、

こんな状態の路線ですから、付加価値は付きませんね・・・

 

 

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この駅は生活で利用する人よりも、

秘境駅と聞いて駆けつけるファンの方が多そうです。

駅の小屋に貼られた掲示物を見ると愛されている駅だということが

分かります。

 

 

・内名駅~小奴可駅

 

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私がこの旅で失敗したことと言えば準備不足な事でしょうか。

見てのとおりかなり閑散とした地域で、コンビニエンスストアも

無ければ、自販機すらありません。

 

この内名駅から小奴可(おぬか)駅までの道中は最も長く、

私の体力は消費する一方でした。

そして自販機の1つも無いので、この時の私はいわば軽い遭難状態と

言っても過言じゃなかったと思います。

 

歩いても歩いても雪しかない。

そしてしっかりとしたアスファルトが敷いてあるにも関わらず

車は片手で数えても十分な位にしか通らない。

 

 

そんな中この辺を走るバスがやってきました。

バス停なんて無いただの道路の真ん中でしたが、バスを見ていた私に

気付いた運転手は止まってくれました。

 

小奴可駅までワープすることが出来ました。

 

 

・小奴可駅

 

 

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この区間の中では最も街らしい駅と駅周辺でした。

駅の横には食品店もありました。

すっかり体力を消耗した私にとってはまさにオアシスのような場所でした。

 

 

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駅の構造から、昔は栄えていた駅だと分かりますね。

この駅から出かける人、この駅に帰ってくる人、

そんな風景を思い浮かべていると

ノスタルジーな気分になってきます。

 

そして元駅員室だったと思われる建物はタクシー乗務員の

待合室になっていました。

過疎具合からここにタクシーが走っていることも驚きですが、

体力を消耗した私は乗ることにしました。

 

タクシーに乗り次の道後山駅へ向かいます。

 

つづき

 

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